昨今のキャンプ人気に火がついた方もいるのではないでしょうか?
私はちょくちょくソロキャンプや友達といったりしています。
初めてキャンプに興味を持った時に不安や疑問を持っていたことも今でも鮮明に覚えているので、これから始めたい方へ記事を書いていきたいと思います。
本記事の内容
- キャンプを始める前にやっておくといいこと。
- 初回にやるべきこと。
- マナーについて。
ではいってみましょう!
キャンプを始める前にやってみるといいこと
さぁ、早速キャンプをはじめよう!
と思っていろいろ道具を買おうと思っていませんか?
何十万円もかけて集めたキャンプ道具ではじめたものの、意外に好きになれなかった、なんてことがあります。
ヒトにはそれぞれ好き嫌いがあって当然なので、まずは、キャンプ体験がオススメです。
全てが揃ったキャンプ場がオススメ。
既にキャンプができる状態に準備されたキャンプ場で体験するのが手っ取り早いです。
キーワードとしては次の3つです。
検索してみよう!
- キャンプ 休暇村
- 手ぶら デイキャンプ
- グランピング
よくあるのが休暇村という名前のつくキャンプ施設です。
食事などの準備もお願いできるためとても楽です。
ディキャンプは日帰りのプランですが、テントがない場合もあるので注意が必要です。
グランピングはグラマラスなキャンプの略でテントや内装、食事などが豪勢に整った施設です。
普段のキャンプからちょっと異なりますがイメージは沸くと思います。
こういった経験をして、それでも興味があれば、自分の好みに合ったキャンプを実践しましょう。
初めてキャンプをするのに必要なこと
キャンプの流れ
それではまず大まかなプロセスを見ていきましょう。
step.1
キャンプの計画と準備
step.2
キャンプスタート
step.3
食事に睡眠
step.4
もろもろ撤収作業
大きくこの4つに分かれます。
それぞれ大切ですが、計画と準備は最も大切ではないかと思います。
しっかりやらないと当日大変な目にあいますよ!
計画と準備(一番初めにやること)
まずは自身がどんなキャンプをしたいのかイメージを具体化してみましょう。
ファミリーキャンプがいいのか?
それともソロキャンプがいいのか?
テントの形はどんなだ?キャンプ場で何がしたい?
などなどキャンプの当日の夢を膨らませて具体化することが大切です。
細かく表現できればできるほど、のちの準備が明確になります。
ざっと箇条書きでも絵でもいいので書いてみることをオススメします。
ギア(キャンプ道具)集め
ある程度、具体化できたらもっとイメージを形作りにギア集めにいきましょう。
アウトドア専門のお店に実際に訪れていろいろ情報を収集しながら購入を検討するといいです。
初めては必要最低限の準備で大丈夫かと思います(初めから全部揃えると大変なので。。。)
また、今後どうするかまだ怪しい場合は安いものでそろえてもいいかもしれないですね。
例えばソロキャンプの場合は次のようなものをそろえる必要があります。
初回に揃えたい道具リスト
- テント
- グランドシート
- 寝袋
- チェア
- テーブル
- 照明
- バーナー/コンロ
- 料理セット
最低限必要なものです。
これに加えて、キャンプ場で焚火をしたいなら焚火台が必要ですし、料理をその場でしたいなら料理に合わせた調理器具やクーラーボックスなんかも必要です。
また、寝袋じゃなくてコット(キャンプ用ベッド)がいいとか、テントもワンポールテント(テントを中央で支えるタイプの点と)がいいなら変更が必要です。
こういった道具は自身がどんなキャンプをしたいかによって変わってきますが、リストにしたものはどんなタイプでも必要かと思います。
また購入したものはあらかじめチェックしましょう。
特にテントの張り方や撤収の仕方がわからないまま出発しないように。
初めてのアウトドアショップに関する記事は次を一読してみてくださいね!
-
お店概要【初めてのアウトドアショップ】道具選びとイメージを具体化しよう!
続きを見る
また、初めに揃えるキャンプ道具がどんなものか知っておきたい方は次の記事を読んで想像してみよう。
-
道具一覧【いくらが相場?】初めに揃えるキャンプ道具一式はこれだ。
続きを見る
キャンプ場探し
これも重要です。
有料や無料のキャンプ場と分かれています。
また、オートキャンプ場のように車をテント付近までもってこられるキャンプ場やフリーサイトのように自由に設置できるけど車は駐車場においてねってところもあります。
テントサイトも海や川、森、湖といろいろなシチュエーションがあります。
初めての場合は、有料でオートキャンプ場を予約していくのが便利。
お金がかかる分、施設が整っていてわからないことが万が一あれば助けてくれる管理人さんもいます。
なかには近くに温泉施設があって至れり尽くせりです。
無料のキャンプ場は自由な分、施設はほぼ皆無と思ってもらってもいいです(トイレなどがあるところもありますが)
慣れてからでも大丈夫かと思います。
キャンプ場にもいろいろなタイプがありますので次の記事も合わせてご参照ください。
-
キャンプ場の種類【キャンプ場の種類】川・湖・芝生・林・山・海、どのタイプが好き?
続きを見る
当日の計画
一泊二日で行くなら以下のようなことを計画しなければなりません。
事前に決めておくプラン
- 時間スケジュール(いつ出発?何時間かかる?何時までキャンプ場に居られる?など)
- 買い出しスケジュール(当日の買い出しは?当日前に準備する食事は?)
- トラブル時の連絡先一覧(自動車トラブルは?キャンプ場先のトラブルは?)
- キャンプ場施設の確認(炊事場は?トイレは?販売しているものは何がありそう?)
- キャンプ場マナー(最低減守らないといけないことは?*詳しくは次章で。)
- その他予定(お風呂は?他に行く場所があればそこはどこ?)
この計画も具体化すればするほど当日困りませんし、心に余裕ができて楽しめます。
当日何をどうするかをシミュレーションすることが物凄く大切なのでしっかり実施しましょう。
キャンプスタート
さぁ、準備も万端。
キャンプ場へ向かいましょう。
どのくらいかかるのか準備の段階で調べておきましょうね。
キャンプ場はホテルと同じようにチェックインとアウトの時間は決まっています。
できるだけ楽しむなら気を付けておきたいポイントです。
キャンプ場についたらまずは受付をして注意事項をよく聞いて済ませましょう。
その後はテントをはるサイト(場所)へ行きテントを張りましょう。
この時オートキャンプ場だったら車を横付けにできるので持ち運びが便利です。
必要なものを持ち出して一通りテント設営も完了したら一段落です。
食事と睡眠
そんなこんなであっという間に夕方空。
食事の準備のために火おこしをしたり食事の準備をしないといけません。
飲み物も事前に準備しておくとよいです。
また、ごみは基本的に持ち帰りですのでごみ袋なども備えておきましょう。
さらに夜になると必要なのが照明です。
日中でいつでもライトONできるように配置しておきましょう。
寝る時は火の元を消して睡眠準備にはいります。
寝袋等はあらかじめテントの中で広げておいて寝る準備をしておくと寝る際らくできます。
撤収作業
あっという間に朝がやってきます。
朝日を見ながらコーヒーを飲んでゆっくりタイム。
チェックアウト前に撤収できるように片付けをしなければなりません。
テントやその他ギアを片付けるのと、ごみの回収はもちろん、来た時以上に綺麗にする心持ちで周辺を掃除するとベストです。
なんだかんだで撤収が結構時間かかりますので余裕をもって取り掛かりたいところ。
終わったら、安全運転で帰宅する。
ここまでが一連の流れですね。
2回目以降にやっておくこと
一度経験したら、だいたいのキャンプの流れや注意点がわかるかと思います。
ここで今後も続けたい、他のところに行ってみたい、などの興味がより増せば2回目以降は自分が楽しみたい過ごし方を考えてみましょう。
- 焚火を眺めながらゆっくりしたい。
- 近くの湖で遊びたい。
- BBQをみんなで楽しみたい。
それぞれの過ごし方が考えられます。
みなさんが思い描くキャンプはどんなものですか?
夢いっぱいに想像を膨らませてみましょう。
≪最重要≫マナーを守りましょう
ここ最近のキャンプブームでたくさんの方が自然に触れられる機会がましてきました。
とても良いことだと思う一方で、キャンプ場のマナーを逸脱してるヒトも少なからずいます。
特に多く見られるマナー違反は次の通りです。
本当にやめて!守るべきルール
- ごみを放置する。
- 無駄に焚火の炎を大きくする。
- 焚火でごみを燃やす。
- 音楽を周りにも聞こえるぐらいの音量で流す。
- 車やバギーなどをサイト内で走りまわらせる。
- 夜中(だいたい20時過ぎ)になっても大きな声ではしゃぐ。
- 車のエンジンかけっぱなし。
- オートキャンプ場の密集地でボール遊び。
- 盗難。
最も多いのはごみの放置です。
利用者のマナーが低くなればキャンプ場のルールが厳しくなったり使用料が高くなったりする恐れがあります。
キャンプ場を利用しているのは自分だけではありません。
利用する側は周りへの配慮と自然への付き合い方を今一度確認して意識して行動しましょう。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- キャンプに興味をもったら簡単に体験できるキャンププランに参加してみよう(続ける気満々なら次のステップへ)
- 初めてのキャンプの場合は、プラン作成・必要最低限の道具集め・キャンプ場探し。
- 次回以降は自分の思い描くキャンプを少しずつ実現していこう。
- マナーを守ることは絶対です。必ず守って楽しく過ごしましょう。
自然と向き合うには共存意識が必須です。
自分だけではなく周りを観て俯瞰してみましょう。
周りにある雄大な自然がヒトを見ていますよ。
自然の今ある状態こそが、今までヒトがどう寄り添ってきたかがわかるバロメーターなのですから。
そして、自身の夢見るキャンプで楽しみましょう!