普段の生活で身体がだるかったり、休日はずっと寝ていたい衝動に駆られていませんか?
身体を休める人はいますが、頭の休息を心掛けていることをないがしろにしていないかな?
本記事の内容
脳疲労とは筋肉痛と同じように使い続けると正しく働かなくなっている状態です。
症状は?
詳細は割愛しますが、脳にたくさんの負荷をし続けると自律神経中枢(間脳)という部分が機能しなくなる。(*1)
自律神経は活動とリラックスのバランスをとりながら身体の状態を維持しています。
つまり、異常をきたすと様々な箇所に影響がでます。
では、どんなふうに身体では感じられるのでしょうか?
チェックしてみよう
例えば、下記の状態になっていませんか?
- 眠くなる。
- すぐに飽きてしまう。
- 文章を見るとだるくなる。
脳疲労は、いわば「使い続けているからもう休ませて!」というサインなので、機能したくなくなるように考えてしまいます。
ここ最近、やることなすことどうでもいいやぁとか、肩や首がこるようになっていませんか?
上記の状態であれば、脳疲労を抱えている場合がありますよ!
脳疲労の原因はIT社会とストレス。
では、なぜこんな状態になってしまうのでしょうか?
仕事で普段の生活で情報過多の状態である昨今では、たくさんのインプットから即理解して処理しきれないことが多々あり、脳に与え続ける負荷が1つの原因。(*2)
しかし、それ以上に原因になるのがストレスです。
モチベーションの上がらない仕事によってネガティブ思考になり心が疲れてしまう。
また、人間関係による悩みで他のことがめんどくさくなり拒否するようになる。
このようなヒトにはマイナスな出来事が脳を疲弊させます。
誰でもできる!オススメのリラックス&疲労回復方法から自分に合ったものを試そう!
そんな状態から抜け出すためにはどのようなことをしたらいいのでしょうか。
いくつか方法がありますので、次のまとめた表を確認して好みの方法にトライしてみましょう。
まずは気になる内容をざっと確認しよう。
項目 | コメント | コスト | 効果 |
睡眠 | 睡眠の質をあげることが基本です。既に寝られない状態であれば脳疲労を超えています。病院に要相談。 | 低 | 大 |
食べ物 | 「イミダゾールペプチド」を意識して摂取しよう!(*3) | 中 | 中 |
眼精疲労 | 目は脳と直接つながっている部位。目を癒すことが疲労軽減の効果。(*4) | 低 | 中 |
ヘッドマッサージ | 個人的にオススメ。実感する回復力。ただしお金がかかる。(*5) | 大 | 大 |
アロマ | 脳を休ませる効果あり。好みで選ぼう。 | 中 | 低 |
瞑想 | 昔からのリラックス方法。やり方と環境が大切。(*6) | 低 | 中 |
睡眠
癒しにおいて最もベースになる方法です。
単に長時間寝ればいいということではないと認識しよう。
ただし、質を向上するようにコツコツと改善しないとなかなかうまくいきません。
睡眠に効果などは以前記事を読んでみてくださいね!
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詳しくはこちらまで【睡眠コンサルタントが提案】睡眠の質向上に効果的な環境改善を解説
続きを見る
食べ物
マグロ・カツオの赤身や鶏のむね肉に含まれている「イミダゾールペプチド」を摂取ることで脳の疲労の原因を除去します。
効果を発揮するには1日に200㎎ほど取ることが目安です。
鶏のむね肉なら1日100gを2週間ほど食べ続けると効果が期待できます。
今晩の夕食は何のお肉を食べようかと思った時に、できるだけ意識して選ぶようにすると継続できると思います。
眼精疲労
目と脳の関係は直接的につながっている分、影響が大きいので回復が見込めます。
効果的な方法としては、目を温めて血流を良くすることです。
専用のホットアイマスクなど販売されていますが、水を含んだタオルをレンジでチンして目の上にしばらくのせるだけで効果はあり。
注意すべきは、熱すぎるままのせるとやけどの原因になるので注意しましょう。
個人的に実践しているのは、目にのせられるようにタオルを畳んで500W1分ほどレンジで温めます。
取り出してから手で熱さを調節したら、後はのせるだけです。
ヘッドマッサージ
頭を直接もみほぐします。
筋肉が凝り固まっている部分をほぐすこととツボを刺激することで血流促進につながります。
自身でもある程度マッサージできますが、専門のお店にいくことをオススメします。
効果を発揮することはもちろんですが、頭皮の状態を踏まえた上でマッサージ方法を変えてくれるため、リラックスだけに収まらない効果をもたらしてくれます。
ただし、お金がかかってしまうので店選びには十分調査してくださいね。
アロマ
香りも鼻を通り脳に伝わり刺激します。
アロマのすごいところは、実は肺や皮膚からも取り込んで疲労回復へとアプローチします。
そのため、効果が早く現れることが期待できます。
ここで最も注意しなければならないのは、アロマの種類の豊富さ。
- オレンジ・スイートやグレープフルーツベルガモットなどの柑橘系
- ラベンダーやペパーミント、ローズマリーなどのハーブ系
体表的なものを挙げましたが、合わせて香ったり、お風呂で楽しんだりと幅広いです。
手をだしにくいイメージですが、安価なものをそろっています。
自分の好みを第一として、チャレンジしてみるのも面白いですよ!
瞑想
心身ともに調整できる。
ただし、単に目を閉じてゆっくりしていれば言い訳ではなく、奥が深いものです。
瞑想のやり方はそれぞれありますが、共通して以下を注目しよう。
- 姿勢を整えて維持する。
- 正しい呼吸をする。
- 集中する。
背筋を伸ばし、肩の力を抜きリラックスして座りましょう。
姿勢を保ちつつ脱力。
目は閉じていてもぼんやりしていてもOK。
方法は5秒で吸って10秒かけて吐くのが良いですが、苦しい場合は3秒:6秒でも大丈夫です。
呼吸する際、鼻でも口でもOK。
そこに意識しすぎて他がおろそかにならないようにしたい。
まとめ
脳は普段から酷使する人が増えてきてしまうこの世の中。
どこかで休息をとらないと、いつか脳疲労のみではすまなくなってしまいます。
決められた時間で質の高い効果的な方法を実践していきたいですね。
そのために、個人に合ったものを見つけるよう行動するほかありません。
とりあえず、思うがままトライです!