テントは濡れた状態のままにしておくとカビが生えたりします。
使用していると、どうしても汚れやキズがつきものです。
そのため、テントを使用した場合は、メンテナンスが必要になってきます。
今回はテントのアフターケアについてご紹介したいと思います。
3つのポイント
- 汚れやキズのアフターケア
- 水濡れのアフターケア
- カビのアフターケア
【予想設定時間:10分以内】
結論:メンテナンスするほど長持ちする。
なんでもそうですが、使ったものをメンテナンスして使用することで何年も使用することが可能です。
雑にしまったり、使ったまま放置するのは以ての外。
テントの状態に合わせたアフターケアを実施しよう!
テントのメンテナンスポイント
テントの寿命は特に定められていないことが普通です。
というのも、屋外で使用するものなのでヒトによって頻度や使い方もマチマチ。
何年が寿命とは言えません。
経験則になりますが、100泊ほどが使えば、もういいかなって感じかと思います。
年に数回しか使わない場合であれば5年使ってもまだまだ使用できます。
さて、その中でもよく見られるテントへのダメージポイントは次の3つです。
注意!
- 汚れやキズ
- 水濡れ
- カビ
それぞれどのような対応をしたらいいのか順次確認してみましょう。
汚れやキズはつきもの。
汚れは水洗いや洗剤で洗うことで取れますが、キズや穴あきなんかすると補修しなければなりません。
テントの部位で特にキズ付きやすいところは地面と接するところです。
グランドシートはそういった意味でもしっかりひいてからテントを張るようにしましょう。
また、対応策は穴の大きさによって対応は変わりそうです。
補修剤(小さい穴)
1㎝ほどの穴やキズによってひっかいたような線キズでは補修剤がよいでしょう。
直した部分も目立たなかったり、防水にも効果があるのであまり気にならない状態にまで戻ります。
ただし、補修剤は乾いて固定されるまで結構な時間がかかるので取り掛かる場合は余裕をもって対応しましょう、
参考:Fungoal
リペアシート
参考:GEAR AID(ギア エイド) アウトドア 補修剤 シームグリップ+WP ウォータープルーフ 12997
穴が大きい場合はテント素材でできている補修用のシートを貼って穴を閉じましょう。
こちらも水漏れの心配はありません。
貼るだけなのでとても簡単です。
ただ、リペアシートの色合いがテントの色とマッチしないことが多くあったり、耐久性は貼っているだけなので少し低めです。
メーカーにだす
もうどうにもならないほどのキズや穴であれば、メーカーに相談して修理してもらう方法もあります。
メーカーによってはしっかり直してもらえますが、その分お金もしっかりかかります。
専門のメーカーなので仕上がりはこれ以上他では望めないので、テントを今後どうしても使っていきたいのかどうかによって決めたいところです。
方法として頭の片隅にいれておきましょう。
水濡れは基本は乾かす
晴れの日にキャンプへ出かけたけど、キャンプ場についてテントを張り過ごしていると夕立に合うなんてこともあります。
また、朝起きて、朝露に濡れているテントもよくあることです。
そうなった場合にテントが濡れた状態になりますので、片付ける際には日光にあてて乾かしましょう。
個人に合った環境で風を通して干そう
帰宅する際にいろいろなキャンプギアを片付けたりすると思います。
テントを片付けた場合は、片付けの最後の方にしまうようにしたいです。
他の片付けをしている最中に日光に当てて乾かしてからしまいたいですね。
干す場所としては次のようなところが挙げられます。
参考にしてみてね
- キャンプ場でそのまま(片付ける前に天日干し)
- 庭に広げる。
- 車の上に広げる。
- 公園にテントを張る。
- 自宅の駐車場で干す。
- ベランダで布団と同じように広げる。
- 部屋干しする。
上記のような場所で紐につるして干す、広げて干す、テントを張って(立てて)干すの3通りでしょうか。
場所の広さと紐などの道具の有無で自分にとって乾かせやすいシーンを考えてみましょう。
これまたどうしても無理だーってなれば専門のクリーニングメーカーにだすのもOKだ!
カビは事前に対策。もしなったらカビ取りをする。
もし、乾燥されずに放置しておくとカビが発生します。
何度も水や洗剤であらう羽目になり、なかなか落ちてくれません。
その際は、カビ取りスプレーがオススメです。
マットレスや布団などのカビ取り剤です。
黒カビ 青カビ 赤カビ 緑カビ 白カビを除去できます。
1本で最大20畳程度にスプレーすることが可能です。
カビ取りに困ったらカビ取りスプレーを試してみてはどうだろうか。
カビ対策をあらかじめする
カビの発生原因はテントの水濡れです。
できる限りテントに水を吸い込ませないためにも事前に防水加工や撥水コーティングをしておくと良いでしょう。
撥水コーティングは水をはじくことであり、防水は水を通さないことなので防水の方が効果はあります。
しかし、撥水コーティングをテント表面(外側)にスプレーなどで簡単に対応できますが、防水加工はテントの内側に
防水液を塗って乾かすなどの手間がかかります。
どちらもやれれば最強ですが、めんどくさいのも事実。
もうすべてがめんどくさいあなたへ。
こうなってしまったら最後。
大人の力、お金で解決という手段もあります。
クリーニングからコーディング加工までやってくれるサービスを利用しよう。
ご紹介するのは【TENT CLEANING.COM】さんです。
クリーニングはもちろん、撥水加工や防水加工のサービスもあります。
また、各ブランドのテントの種類別に料金が提示されていて、とてもわかりやすいです。
さらに、テントは濡れたまま、汚れたまま着払いで送ってOK。
プロのクリーニング技術を駆使してアフターケアをしてくれます。
詳しくはHPを参照ください!
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- キズや穴あきは穴の大きさなどで対応が異なる。
- 水濡れは基本的に干して乾燥させる。
- カビでできたらカビ取りスプレーで。
- 手間をかけたくない場合は専門のサービスを利用しよう。
テントはキャンプをする上で欠かせないものです。
決して安いテントばかりじゃないので、自分が気に入ったテントを大切に扱い長持ちさせたいものです。
アフターケアを忘れずにこまめに対応していきましょう。