本記事はキャンプアイテム「タープ」にフォーカスします。
あるとなしでは快適さが異なります。
5つのポイント
- タープの種類
- タープ以外に必要なもの
- タープを選ぶポイント
- タープの基本的な設営方法
- 後片づけの注意点
【予想設定時間:15分以内】
結論:タープはあれば相当便利!
軽量していきたいバイカーさんとかでなく、オートキャンパーだったら是非1つほしいところ。
タープは次のような機能があります!
- 日射を遮断してくれる。
- 雨から守ってくれる。
- 自分のテリトリーを拡張(安心感)を確保できる。
もしタープがないと、晴れた日なら直射日光を受け暑すぎる。
雨が急に降ったらぬれてしまう。
そんな事態にならないように準備することをオススメします。
タープの種類
それでは早速、代表的なタープを見ていきましょう。
ヘキサタープ
参考:BUNDOK(バンドック) ミニ ヘキサゴン タープ UV BDK-25 【3~4人用】
カッコイイ形で見栄え良し!
ヘキサタープは6角形(ヘキサゴン)が由来。
【メリット】
- 設営が簡単。
- 解放感がある。
- 収納性が良い。
- アレンジがいろいろできる。
【デメリット】
- タープ面積が小さい。
レクタタープ
参考:Unigear 防水タープ キャンプ タープ テント
広くて大きくて家族や仲間と過ごす時に活躍!
レクタタープは長方形(レクタングル)が由来。
【メリット】
- 大きなスペースで確保できる。
- いろいろなアレンジ可能。
【デメリット】
- 慣れないうちは設営に結構時間かかる。
- 大きいので収納が大変。
ウィングタープ
参考:テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version
軽くてカッコイイタイプのタープ。
軽量を好む方たちに愛用されることが多い。
【メリット】
- 軽い。
- 設営が楽。
- 収納性が高い。
【デメリット】
- 面積が小さい。
スクリーンタイプ
参考:コールマン(Coleman) シェード タフスクリーンタープ
テントが大きくなったような囲われたタープ。
プレイベート空間を作りたい方にオススメ。
【メリット】
- プライベート空間確保
- 虫からの攻撃をカバー
- 寒さも多少防げる
【デメリット】
- 設営が大変。
- 収納性も低い。
ワンタッチタープ
参考:FIELDOOR 1.8m ワンタッチ タープテント
【メリット】
- 設営が超楽。
- 開放感がある。
- 結構コンパクトに収まる
【デメリット】
- 収納性に欠ける。
- 結構風に弱い。
タープを立てるために必要なもの
タープを立てるにはポール(棒)とロープ(ひも)とペグ(ひもと地面を固定するもの)が必要です。
タープを買った時についてくるものも場合によってはあるので買う時にしっかり確認しましょう。
ポール
参考:DOD(ディーオーディー) テント タープポール 2本セット ペグ&ロープ&収納袋付
ポールはタープを支える重要なもの。
風や雨からしっかり守ってもらうためには、倒れてはなりません。
素材によって強度が違ってくるので要チェックです。
あとは長さも重要なポイントなので注意しましょう。
ロープ
ロープはほぼタープについていくるので、いきなりロープも別途買って揃えなくてもいい。
ただ、蛍光性のものなどあるから、状況に使用回数によって追加に買っていくスタンスでOK!
また、ロープの長さは調整できるぐらいの長さは必要です。
調整時はポールの1.5~2倍ほどに調整できるよう余裕を持ったロープを調べておきましょう。
ペグ・ハンマー
参考:エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット
ペグは鍛造(たんぞう)一択です。
アルミやスチールより圧倒的な強度であるため、地面が固くてもハンマーで叩けば入っていきます。
タープ備え付けのものは1,2度使ったら壊れるものもあります。
ただし、ペグの形状も様々でVやU字のような形のくさびが入ったような形のものもあります。
地面が砂地なのか芝生や土なのかによって使い分けたいところではあります。
鍛造は芝生や土が得意です(まっすぐとした形)
タープを選ぶときのポイント
大きく3つの項目を確認して買うことをオススメします。
せっかく買ったのに全然、雨に負けてるじゃんとか、光遮ってくれない、なんてならないようにね!
遮光性
光の遮断性能ですね。
基本的にタープ自体の厚さですが、色も結構効いてきます。
厚さはT(タフタ)やD(デニール)の表記されます。
色は濃いほど光を吸収するので遮光性はより良くなります。
耐水圧
どのくらいの水圧に耐えられるか、という指標です。
だいたい1000㎜~2000㎜ぐらいが多いと思います。
耐水圧は高いほど良いと思って買うのはNG。
今度は分厚いコーティングをしていることをになるので通気性が悪く結露しやすくなるので注意です。
素材
素材は大きく次の4つです。
タープの素材は次のもの
【ポリエステル】全てにおいてバランスが良く、だいたいこれが使われる。
【ナイロン】ポリエステルより軽い素材。
【コットン】結露防止や燃焼防止、遮光性も高い優れもの。ただし、価格高い、重い、水濡れでカビやすいなどあり。
【T/C(テクニカルコットン)】ポリエステル+コットン、通称ポリコットン。いいとこどり。
はじめは安いポリエステルでもいいですが、ある程度、これでいく!って決めたタープを選ぶ際は、ポリコットンかコットンにしたいところ。
個人的にオススメなタープの設置方法と後片付けポイント
設置方法は基礎からやろう!
基本的な立て方を実践したらいろいろ工夫した応用の立て方もできます。
まずはベースをしっかり身につけましょう。
スクエアタープを基本として考えてみますと概ね次のような手順です。
step.1
できるだけ平らな地面を選んでタープを広げる。
そして、メインポール2本を対称にタープにさして、ガイドロープ(ポールにつき2本)をポールに対して45度の方向に配置しペグを打つ。
step.2
メインポールを立てて、ガイドロープ4本をしっかり張らせてバランスを保つ。
step.3
サイドポールをタープの4角に差し込んで立たせる。その際、角にもロープを付けてロープ先をペグ打ちして安定させること。
後片付けは乾いてからにしよう!
テントと同じで露が付きやすいです。
乾かない状態で片付けてしまうと、カビや臭いの原因になります。
乾ききってからしまいましょう!
次の記事を参考にメンテナスしてみてくださいね。
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テントのキズ汚れ・水濡れ・カビのメンテナンス!【キャンパー必見】テントのキズ汚れ・水濡れ・カビのメンテナンス!
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まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- タープの種類は使い方によって選んでみよう!
- ポール・ロープ・ペグ・ハンマーは忘れずに!
- 遮光性・耐水圧・素材のチェックを!
- 設置方法はベーシックを身につけ応用していこう!
- 後片付けは乾いた後で!
タープの良さはタープなしキャンプをして必要を感じることだと思います。
ただし、重い荷物にもなるので、自分のキャンプスタイルに合わせて検討してみましょう。