こんな疑問にお答えします。
とは言っても自身が使っている「エリッゼステーク」の体験談記事になります。
本記事は「エリッゼステーク」の基本情報から使って良かったところや
ペグを使っていて困ったことへの対処法についてご紹介していこうと思います。
本記事を読んでわかること
- エリッゼステーク良かった点
- エリッゼステークの基本情報
- エリッゼステークが〇〇になったとの対処法
良かった点はエリッゼステークはとにかく頑丈で安心感がある!
キャンプギア、特にテントやタープを買った際に付属しているアルミのペグがあると思います。
地面によっては1回目で壊れることもしばしば。
正直、使いものにならないと思っています。
その点、エリッゼステークはとにかく頑丈です。
これは次のような利点があります。
ポイント
- 固い地面にも負けることなく刺さっていく
- 強風によって抜けたり折れたりしない
- 安心感がハンパない
ペグってテントギアの中で安易に見られがちですが、物凄く重要なギアです。
キャンプ場によっては地面が小石などでうまく刺さっていかないところもあります。
キャンプ場に到着して、さぁテントを設営しようとペグをハンマーで叩く時に、
ペグが折れる、なんてことがあったら悲しすぎます。
また、以前、ふもとっぱらにキャンプした時、強風にあおられました。
次の画像のようにテントが風で膨らんでます(笑)
この後、テントが吹き飛ばさそうなほどの風でしたが、しっかりロープとペグで支えれたおかげで吹き飛ぶことはありませんでした。
ちなみに、他の方でテントが舞いそうな方がいらっしゃいました(周りの人たちで助けにいきました)
ふもとっぱらにて風に吹き飛ばされそうなテント
テントという家を安心・安全に設営できるのはペグのおかげといっても過言はありません。
ここはケチらずに揃えることをおすすめします。
景色など素晴らしいキャンプ場ほど、地面がやっかいな気がしなくもないです。
エリッゼステークの改良点は?
こればかりはどのペグでも起こりますが、塗装剝がれとサビですね。
サビについてはユーザが使用後、地面に刺さったままの土汚れを残さないよう、
キレイに拭けばメンテナンスで和らぎます。
塗装剥がれは使用頻度が多ければ多いほど剥がれます。
こればかりは塗装技術の進歩か別の発想による着色がないと難しいように思えます。
そうは言っても耐久性に関しては問題なく、曲がったりすることはありません。
無茶な使い方を相当しない限り曲げるのも難しいでしょう。
エリッゼステークの基本情報
基本情報だよ!
名称:エリッゼステーク
メーカ:村の鍛冶屋(株式会社山谷産業)
価格:村の鍛冶屋サイト 451円/本前後(下のAmazonなら8本2904円=363円/本)
サイズ:18㎝、28㎝、38㎝、48㎝(ソロなら28㎝でOK)
特徴:鍛造/カチオン電着塗装
素材:S55Cスチール
ペグを調べてるとよく聞く「鍛造」というキーワード。
鍛造とは、金属加工の塑性加工法の一種。
金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、
結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。
と言われても良く分からないので、ざっくり言えば、金属に叩きまくって密度を高めて強度を上げる手法です。
刃物や武具を造るイメージが一番近いかと思います。
丈夫な感じがしてきたのではないでしょうか。
長さは4種類ありますが、様々なシーンで使いやすいサイズは28㎝。
ファミリー層で大きなテントやタープを支えるなら、その部分だけ、38㎝や48㎝を揃えてもいいでしょう。
【エリッゼステーク 28㎝ 8本セット】
参考:エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット
【エリッゼステーク 38㎝ 4本セット】
参考:エリッゼ(ELLISSE) 鍛造ペグ エリッゼステーク 38cm 4本セット
村の鍛冶屋(株式会社山谷産業)について
株式会社山谷産業は漁具の金物卸商として昭和54年に創業しました。
現在は漁具金物卸商とネットショップ「村の鍛冶屋」を運営しています。
新潟県の燕三条エリアは昔から金物や洋食器の生産が盛んであり、「ものづくりのまち燕三条」という言われています。
下町ロケットのロケ地ということもあり、職人の街、技術の街のイメージがありますね。
そこで造られているエリッゼステークもまた、職人の技なのでしょう。
エリッゼステークが地面から抜けなくなった時の対処法
ペグの重要なポイントの1つは何といっても地面に刺さりやすい、そして抜けにくいといったペグ本来の性能です。
エリッゼステークは形状からして、通常のペグのように円形ではなく楕円形に近いです。
そして太さもあるため、他のペグより重さを感じるかもしれません。
そのため、ペグを打ち込む時の抵抗感や重量感がありますが、しっかり刺さっているとユーザに感じさせます。
言い換えれば、抜けにくいということのあらわれでもあります。
ここから安心・安全が生まれると感じます。
しかし、私自身も体験したことがありますが、抜けにくいということはテントを片付ける際に、
地面からペグが抜けないという場合があります。
特に地面が粘土層だと、かなり大変です。
ペグを抜く方法としては2通りあります。
ポイント
- ハンマーに備え付けられたペグ抜きを使用して、てこの原理で抜く。
- 使用していないペグを地面に刺さっているペグの輪に通して回す。
ハンマーに付いているペグ抜きを利用する
ハンマーの先端(ハンマー叩く方の反対側)でペグを抜く形状のものがあります。
通常、てこの原理で地面に刺さっているペグを抜く方法は一般的かもしれません。
しかし、それでも抜けない場合があります。
その場合は「使用していないペグを地面に刺さっているペグの輪に通して回す」です。
輪に刺したペグを持って左右に回す
これはかなり有効。
上に力ずくで引っ張ってもつけないのは地面とペグが固まってしまった状態。
まずはその状態を崩して地面とペグの間に空間を作ります。
そのために、ペグを回して抜けやすくするのです。
この方法でどれだけ助けられたことか。。。
ペグが抜けにくい場合は是非試してみてくださいね!
まとめ
いかがでしょうか。
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- エリッゼステークは頑丈で安心・安全感がある。
- ペグはすごく重要なギアなので揃えましょう。
- ペグが抜けにくい時は他のペグを使い、ペグを回して抜こう!
ペグって重要だとわかってくれたらうれしいです。
本当に、キャンプ場にいってテント設営する時に、ペグが曲がって使い物にならなくなると萎えます。
苛立ちさえ覚えてしまいます。
せっかくのキャンプを楽しく、安心して過ごすためにも鍛造ペグを準備することをおすすめします。
楽しいキャンプライフを。