本記事はキャンプを楽しむ1つの方法として「焚き火」にフォーカスします。
これから焚き火をはじめてみたい方は是非チェックしてみてくださいね。
以外と簡単ですし、ゆっくり火を見つめながら考えたり、仲間と話し合ったりする空間もまた格別です。
この記事を読んでわかること
- 焚き火の楽しさ
- 焚き火のやり方
- 焚き火の後片付け
【予想設定時間:15分以内】
結論:焚き火は人の心を落ち着かせて物思いにふけることができる
焚き火はリラックスする効果があります。
焚き火と自分の空間に身を置くことで普段あまり考えることのできない環境が整います。
大切なヒトや仲間と一緒にじっくり話し合ってみるのも良い時間になると思います。
また、子供たちがいれば火の起こし方や危険なこと、巻き割りなど良い経験・知識を得ることができます。
是非チャレンジしてみてください。
なぜリラックスするの?
焚き火は心を落ち着かせてるリラックス効果があります。
では、なぜ焚き火の火を見つめると心がナチュラルになるのか?
それは「1/fゆらぎ」というリズムにあります。
雨や風、はたまた生体の鼓動にも現れる1/fゆらぎはスペクトル密度が周波数 f に反比例するゆらぎのことと定義されています。
1/fゆらぎは生体が本来持っているリズムであるため、本能的な快感や快適さを与えてくれます(*1)。
そんな1/fゆらぎは焚き火の炎のゆらぎにも含まれているため、ぼんやりと火を見つめているだけで、リラックスしてくるのです。
焚き火の方法
それでは早速、焚き火の方法を見ていきましょう。
step.1
焚き火をする場所の確保
step.2
薪を割る
step.3
薪に火をつける
この3つの手順を踏んでやっていきましょう!
焚き火をする場所の確保
焚き火をするには、まずどこで実施するのか決める必要があります。
1つ目は地面に直接、薪や石を置いて焚き火をする方法です(直火)
自然のまま焚き火ができる雰囲気と自分だけの焚き火場が作れる楽しさがります。
しかし、キャンプ場によっては芝生など地面を傷めるため禁止になっているところが多々あります。
2つ目は上の画像のような焚き火台を使う場合です。
焚き火台の下にひいているのは熱せられた焚き火台の熱から地面を守る焚き火台シートです。
好みの場所に焚き火台を置けるのと、焚き火窯のような石を並べるなどしなくても簡単に確保できます。
BBQなども一緒にできる焚き火台もありますので一石二鳥です。
参考:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキューコンロ 焚火台
私が使っている焚き火台はオススメしておきます。
でっかく焚き火をしたいのと、仲間内でBBQもしたい方は是非使ってみてください!
薪を割る
次に薪の準備です。
薪は大きく「針葉樹」と「広葉樹」に分けられます。
違いはざっくり次のようなものです。
【針葉樹】火が付きやすい!だけど長持ちしない。
(例)マツ・スギ・ヒノキなど
【広葉樹】火が付きにくい!だけど長持ちする。
(例)ナラ・クヌギ・カシなど
焚き火をする際は針葉樹で十分だと思います。
広葉樹は薪ストーブなど長く使いたい時に使うといいでしょう。
あと、価格の面でも針葉樹の方が安いです。
さて、薪を割るためのギアをいくつかご紹介します。
薪割りはとにかく危ないので安全に実施しましょう。
安全ポイント!
- 厚手の手袋をしましょう。
- 薪を片手で持って斧を振りかざすのは絶対にやめましょう。
- 薪割りは薪を置く場所がたいらで安定している場所でおこないましょう。
- よそ見をしながら薪を割らないようにしましょう。
- 周りに人がいないことを確認しておこないましょう。
本当に危ないので注意してくださいね。
よく見るのが片手で薪を抑えて斧を振りかざす光景です。
誤って自分の手に斧がいく恐れがありますので絶対にやらないようにしてください。
薪に火をつける
薪を割ったら、薪を焚き火台において火をつけていきましょう。
薪に火をつけるには、木の大きさに見合った炎を作らないといけません。
火力がものをいうので、まずは小さな炎を作るために、木々の破片や細い木から火をつけていきます。
その後、火が付き始めて炎が大きくなりそうなら中ぐらいの木を置いていき最後に太い木を置きます。
あらかじめ木々を重ねておいて火が燃え移りやすいよいに配置した方が楽かもしれません。
火のつけ方はいろいろあります。
- マッチで火をつける。
- ガストーチで火をつける。
- ファイヤースターターで火をおこす。
- 他から火を持ってくる。
簡単にガストーチで火をつけてもいいですが、時間に余裕があればファイヤースターターを使った火おこしもチャレンジしてみてもいいです。
参考:sun's hill ファイヤースターター
見たことがあるかもしれませんが、マグネシウムの棒をこすって火花をおこさせて、火をおこすものです。
キャンプ動画などでよく見られる火おこしの方法です。
焚き火の後片付け
火はしっかり消したことを確認して、残りの炭や灰は所定の捨て方で!
焚き火が終わってさぁ、そろそろ寝ようか、という前に火のしっかり消しましょう。
しっかり片付けよう
- 水をかけて消すor火消壺でしっかり火を消しましょう。
- 炭や灰の中に火種がないのか確認しましょう。
- 残った炭や灰はキャンプ場のルールに則り所定の捨て場か持ち帰りましょう。
- 焚き火台はしっかり洗って次回使えるようにすること。
水を使わず火を消すには、火消壺という製品を使って消すことが可能です。
壺の中に炭や灰を入れておけば勝手に消える優れものですが、持ち運びがめんどくさいです。
最近では持ち運びやすい製品も売っていますが、自分は不燃性のバケツに水をためて、そこに炭をつっこんで消してます。
焚き火台はどちらにしても洗わないといけないので水でやっちゃいます。
火消壺にいれて次回以降、再利用するのも手。
水か火消壺か、個人のスタイルに合わせれば良いが火はしっかり消えていることを確認すること。
火災の原因にもなりますので!
焚き火台のアフターケアー
焚き火台は炭や灰で汚れるのでしっかり洗いましょう。
洗い場所はキャンプ場の所定の場所があればいいですが、稀です。
炊事場では洗ってはいけないので、汚れを叩いて家に持ち帰って洗うしかありません。
めんどくさいよ!って方には焚き火台に敷く極厚アルミホイルを使おう。
参考:ロゴス BBQお掃除楽ちんシート(極厚)
これを焚き火台に敷いて、その上に薪を置いて焚き火をします。
アルミホイルの厚さしっかりあるもので破けたりしません。
焚き火が終わったら炭や灰の熱が収まった後にくるくる包んでそのままポイっとできます!
楽なので、めんどくさい場合はこれを使おう。
焚き火いいけど、そんなに焚火できないよ!という方へ
なかなか自然の中にいけないよ!という方もいるでしょう。
休日は家でゆっくりしたい時もあります。
そんなときは家で楽しめるようなアイテムを使ってみよう。
こんなものはいかが?
- キャンドル
- 炎の色のランプ
- 卓上焚き火
この中でも非日常体験をするなら卓上焚き火をオススメ!
参考:Regal Flame Eden 通気口なし屋内・屋外用ファイヤーピット ポータブル卓上ファイヤーボウルポット
焚き火の気分を家で楽しむことができます。
自分の好きな時間に好きな部屋でくつろぎながらリラックスできるというアイテム。
燃料は卓上でも使える専用の燃料を選びましょう。
たとえば、専用燃料「バイオユニフューエル」は特殊燃料でススなども残らないため掃除いらずです。
また、非毒性で発がん性物質をださないためクリーンな液体燃料で安心。
卓上焚き火製品の説明書をしっかり確認して楽しむのも一興です。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- 焚き火は心をニュートラルにしてくれる助けになる。リラックス。
- 焚き火の方法は薪を割って焚き火台にのせて火をつけよう。
- 後片付けはルールに則って片付けよう。
街中の雑踏から抜け出して自然の中に身を置いてみましょう。
落ち着いていろいろ物思いにふける1つの方法として是非、焚き火にチャレンジしてみてください!
焚き火は普段では味わえない落ち着いた空間があなたをリラックスへ誘ってくれます。
参考サイト
(*1)武者利光氏(東京工業大学名誉教授)[HP]