現在の生活において睡眠不足はどの年代にもあるのではないでしょうか?
私も過去に全く寝れなくなった経験があります。
身体はクタクタなのに寝れずに、気づいたら朝がきた、なんてことが長く続いたこともあります。
皆さんはどうですか?
しっかり睡眠をとれていますか?
個人の睡眠レベルを向上するためには、様々なことを知って実践することが大切です。
より良い睡眠には正しい知識と個人に合った実践が大切【資格取得済】
私は過去に寝れなかったこともあり「このままではダメだ!」と強く感じました。
自分の安らかな睡眠を取り戻すために睡眠の資格を取りました。
睡眠コンサルタント取得
「睡眠コンサルタント」という資格で、睡眠に関する基本的な知識の習得と実践の証です。
この知識を活かし、今ではぐっすり寝て比較的目覚めの良い朝を迎えています。
是非参考になさってくださいね!
こんな方々へオススメ
今後、睡眠はシリーズ化していきますので、日々の記事を読んで、今より一歩でも良い睡眠を得られるよう、皆さんに情報を展開していきたいと思います。
そして、サラリーマンブロガーなので睡眠×サラリーマンを焦点にして睡眠をより良くする記事を考えていこうと思います。
もちろん、学生や主婦の方でも参考になると思いますので是非読んでくださいね!
【独自性】この記事(シリーズ)を読むと?
- 今より睡眠について深く知ることができる
- 今より睡眠が良くなる一歩を踏み出せる
- サラリーマンの睡眠の質を向上させる
結論:7時間を理想の睡眠時間とする
OECD(経済開発協力機構)が実施した各国の平均睡眠時間に関する調査では、日本は7時間前後だそうです(ヨーロッパは平均睡眠時間が8時間以上)
このような結果ではありますが、実は生物の睡眠時間は、種によってほぼ一定です。
ヒトという種による差はありません。
この調査が示しているは就床時間の差は生物的なものではなく、文化や習慣によるものであると考えられます。
生活習慣病の調査では、睡眠時間が物凄く短い人や8時間以上の長い睡眠をとる人は、糖尿病のなりやすくなることがわかってきました。
ただし、疲れているときなどの寝不足である場合は、普段より長くて質の良い睡眠が必要ではあります。
理想的な睡眠時間は、人それぞれ異なり、かつ生まれてから死ぬまで、毎日変化していますが、あくまでも目安として、7時間程度のスタンスでいてください。
サラリーマンの7時間睡眠確保は可能なのか?
ただし、現代の社会において7時間寝ることの至極の幸せを勝ち取るには相当時間のやりくりを考えないければなりません。
ここでサラリーマンシミュレーションの登場です。
時間別の睡眠シミュレーション ~その1~ 【起床時間を6時/仕事から帰宅時間を19時というノー残業設定】 5時間睡眠:1時に寝たらOK(19時~1時まで6時間フリータイム) 6時間睡眠:0時に寝ればOK(19時~0時まで5時間フリータイム) 7時間睡眠:23時に寝るならOK(19時~23時まで4時間フリータイム) 8時間睡眠:22時に寝たりするとOK(19時~22時の3時間の空き時間)
あれ、案外いけるんじゃない?
そう思ったのも、つかの間。
帰宅後のフリータイムの中には夕食やお風呂、家事などを含むと意外にありません。
また、19時に帰宅というホワイト企業だらけであればいいのですが、残業が増えれば増えるほど睡眠時間は削られます。
では設定を変えてサラリーマンシミュレーションをしてみましょう。
睡眠時間7時間を確保するためにはどうしたらいいのか?
時間別の睡眠シミュレーション ~その2~ 【起床時間を6時/仕事から帰宅時間を●●時という残業設定】 20時帰宅:23時に寝たらOK(23時~6時7時間確保):フリータイム3時間(ゆとりあり) 21時帰宅:23時に寝ればOK(23時~6時7時間確保):フリータイム2時間(少しゆとりあり) 22時帰宅:23時にならOK(23時~6時7時間確保):フリータイム1時間(帰って夕食/風呂入ってから寝る) 23時帰宅:23時でぎりぎりOK(23時~6時7時間確保):フリータイム0時間(帰ってすぐ寝る) 0時帰宅:0時に寝ればOK(0時~7時まで7時間確保):フリータイム0時間(帰ってすぐ寝る。ただし次の日、遅刻)
起床時間にもよりますが、残業はお金と引き換えに時間を根こそぎとっていきます。
ここで問題なのは残業した時間だけの等価交換にならない点です。
実質の稼働時間としては等価交換なのですが、肉体的・精神的疲れは残業後も続きます。
この生活をし続けるといつかは終焉を迎えます。
みなさんの生活はどうですか?
サラリーマンにとって7時間の睡眠時間は確保可能か?
サラリーマンにとって、単純に睡眠時間を確保しようとしたら、帰宅を早くするのか、起床を遅らせるのか。
このどちらかしかありません。
24時間はみな平等なので、個々人によって確保の有無が決まります。
今の仕事のまま確保が難しい人がでるのは時間的制約にほかならないでしょう。
そういった方にも睡眠の”質”を向上していく必要があります。
睡眠に悩む人の増加
睡眠は、ヒトにとって必要不可欠なもの。
残念ながらここ数年、睡眠に関する内容で病院を受診する人が増加傾向にあります。
成人の20人に1人は睡眠薬を服用している(厚生労働省(国民健康・栄養調査))そうです。
また、日中の眠気/不眠で悩む人は4〜5人に1人という高い割合を示しています。
睡眠時間が短い人は、睡眠時間が長い人よりも糖尿病の発症率が高くなるという研究結果もあります。
疲労や老廃物など、いらないものを捨て、新しい記憶を蓄えたり、免疫能力を点検したりする。
これがヒトの身体が眠っている間のメンテナンス機能ですが、睡眠が不足するといつの間にか身体の内側から老化が進行します。
人生の34%を身体を休めることに時間をかけています。
睡眠を改善すれば、日々の人生がワンランク上がります。
睡眠について今より少しでもいいので知って、そして行動していきましょう。
そもそも睡眠って必要?
睡眠とは「すべての生物にとって必要不可欠なもの」と定義したいと思います。
実は睡眠を定義するには物理的・身体的・精神的など様々な側面があるため、これだっていう定義が意外と難しいです。
では、睡眠をとらないとどうなるのか、過去の実験を例に見ていきましょう。
動物の実験
19世紀初頭、ロシアの科学者マリア・ミカエローヴァ・マナセーナが行ったイヌの実験では、運動させて眠らせないようした結果を観察するというものでした。
ズバリ結果は96時間ー120時間が限界でした。
つまり、4~5日ですね。
断眠実験というものですが、倫理的問題でもちろん、人間では許されない実験です。
ヒトの実験
ヒトによる断眠実験は調べた中では行われていないと確信していますが、中には実験ではないにしろ、インターネットのライブ配信などでずっと起き続ける企画をするヒトたちが現れました。
現在は266時間が最高だそうですが、3日目あたりから、妄想や幻覚を見るようになっていき精神的に異常をきたすことがあったそうです。
当時はどうにか睡眠を短くしてあまった時間を有効活用する研究があったそうですが、今では睡眠の質を向上することで人生を豊かにすることが重要であると認知されれきました。
まとめ
睡眠の時間について解説してきました。
おさらい
- 睡眠時間は7時間程度確保できると理想
- サラリーマンは7時間確保には現在の生活の時間的制約に依存する
- 睡眠をとらないとヤバイ!!
これから「睡眠」についての基礎知識から、より良い睡眠がとれるような記事を書いていきたいと思います。
睡眠について今一度、振り返って改善してみませんか?