自宅のお風呂や銭湯、温泉とお湯を用いた癒しは様々な恩恵を身体に与えてくれます。
本記事の内容
- 結局最強は何?(予想通り)
- 浸かる場所毎のメリット・デメリット
- シーンに合わせた最適な癒し方法
学生、主婦、社会人。それぞれ環境や身体の疲労は異なります。
自分の経験を踏まえて具体的なリラックスの仕方についてご紹介していきます。
結論:風呂→銭湯→スーパー銭湯→温泉。環境に合った湯船の質向上をはかろう!
最強は皆さんのご想像通りです。
しかし、普段から温泉に浸かれる環境にいる人はごくわずかでしょう。
疲れ具合や癒されたい気分から、どのくらいリラックスしたいのか。
また、何時間確保することができるのか。
環境や状況に応じて場所を選択して、浸かるところに応じた最高の癒し方法を実行しましょう。
それこそが、質を上げることにつながるのです。
そもそもリラックス効果はあるの?
お湯に浸かる行為自体にリラックス効果があります。
主に5つあります。
嬉しさ | 内容 | |
浸かる効能 |
温熱効果 | 体温上昇による血流が良くなり、血液中の余分なものを流しだします。 また、リラックスできる。 |
静水圧効果 | 身体全体に水圧によるマッサージ効果があります。むくみなどに効果あり。 | |
浮力効果 | 首まで浸かるとお湯の中での体重は1/10。筋肉・関節への負荷が軽減します。 | |
お湯成分 | 温泉でよく見る、硫黄、炭酸ガスなどの様々な成分が治療効果のあり。 | |
転地効果 | 普段とは異なる環境にいくと、日常のストレスから解放される効果。非日常体験。 |
通常、温かさと効能に目がいきがちですが、浮力や水圧にもしっかりとした効果があるのです。
そう考えると、湯に浸かるだけでたくさんの効果をもたらしてくれるのがわかりますね!
それぞれのメリット・デメリット
お湯に浸かる場所は様々あります。
今回は主に5つのところについて着目しました。
項目 | お風呂 | 銭湯 | スーパー銭湯 | 温泉 | 温泉(貸し切り) |
浸かる効能 | あり | あり | あり | あり | あり |
お湯成分 | なし(入浴剤であり) | 大抵あり | あり | あり | あり |
転地効果 | なし | 多少あり | 多少あり | あり | あり |
時間(お手軽さ) | 気軽 | 多少気軽 | 多少大変 | 大変 | 大変 |
お金 | 低 | 低 | 中 | 中~高 | 高 |
温度 | 調整可 | 調整不可 | 調整不可 | 調整不可 | 調整不可 |
清潔さ | 家による | 潔癖性の有無/源泉かけ流しの成分/客による弊害の有無による | |||
癒し度 | △~〇 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
温泉に行けばもちろん様々の効果が期待できます。
転地効果もあり、心も身体も癒してくれます。
しかし、時間やお金がかかるところが難しいところですね。
また泉質の効能も1~2日では多少期待できる程度で大きく効果が表れないのも辛いところ(1週間ほど欲しい)
一方、お風呂は温泉ほどの複数の効果は期待できませんが、時間やお金の面では一番気軽でしょう。
お風呂にも温泉風にすることはできるので、お風呂ならではのリラックスが可能です。
また、温度調節ができるところも温熱効果を発揮しやすい環境を作りやすいです。
銭湯やスーパー銭湯はちょうど中間。
全部、中途半端ということはありません。
最近は、誰でもお気軽にいけるようになってきて、岩盤浴やロウリュなど様々なサービスがあるので個人的にオススメです。
シーンに合ったリラックス方法
それぞれの長所・短所を確認したところで、その場に適したお湯の浸かり方を紹介していきましょう。
基本的にどの場所でも次のことは実施してほしい。
ポイント
- お湯に向かう前に水分を補給する。(お湯に浸かる身体の状態を整える)
- かけ湯をする。(衛生面と温度慣らし)
- 10~15分程度お湯に浸かる。(身体に負担がかかるので入りすぎは注意)
- 水分補給をする。(入浴でだいたい800ml前後の水分が身体から出てしまう)
- 風呂上りはマッサージ(青竹踏んでもいいよ)
それではそれぞれのシーンに合った方法をみていきましょう。
<個人的にオススメ1> お風呂
他と比べて大きなメリットとなる部分は「自分好み」にできるところでしょう。
最大限利用して最適なオリジナルバス環境を整えよう
お風呂最適調整
- お風呂掃除:とにかくキレイにしましょう。綺麗であるほど気にせず入れます。
- お湯加減:40℃前後に調整。42℃以上は交感神経優位になりリラックスには不向き。
- お湯の素:積極的に使いましょう。色合いと共に敏感肌の方には入浴剤でカバーしましょう。ヒリヒリしては落ち着けない。
- BGM:気分に合わせて。お風呂前の洗面台付近からでもOK。音量は調整しよう。
- アロマ:好みで。ただし、入浴剤とケンカしない組み合わせで。
- 本やTV:TVさすがに無理でも、本が好きなら防水して読むのもあり。
- 風呂上り:水分補給(ビールを飲む場合は脱水するので水も飲むこと)
みなさんは普段、どこまで整えていますか?
シャワーを浴びて終わりという方もいますが、少なくとも週に1,2度は湯船に浸かりましょう。
疲れが蓄積していくだけですよ!
<個人的にオススメ2> スーパー銭湯
まさにリラックスのためのお湯浸かりサービス。
とにかく落ち着ける空間と多種多様なサービスがメリット。
半日は余裕でいれますね。
近場にある方は是非行ってみてください。
スーパー銭湯の浸かり方
- 脱衣室ロッカーの確保:入れやすい、取り出しやすい、扇風機が近いの3セットを探そう。
- かけ湯:必ずしよう。基本的に心臓から離れた部位からかけていくようにしよう。
- 身体を洗う:タオルでゴシゴシ洗うのはNG。手で軽く洗うか肌を傷めない専用具で角質を落とす程度で。
- いろいろな湯船に入ろう:何種類もあるので好みを探そう。
- サウナ⇔水風呂:特に低血圧の方にオススメ。身体を活性化させよう。水風呂が苦手な場合は外で休憩でもOK。
- 岩盤浴やロウリュ:あれば入ってみよう。基本的にサウナと同じで岩盤浴⇔休憩の繰り返し。肌もスベスベ。
スーパー銭湯はお風呂以外にもマッサージや休憩場所(マンガなど読めるスペース)、お食事処などサービスがそろっている。
1人でも行けます。むしろ気軽です。
一度はチャレンジしてみよう。
<個人的にオススメ3> 温泉
1年に1回は遠出して行きたいところです。
様々な効果が期待できるのと、お湯に浸かる以外のことでも癒されるはずです。
皆さんの理想な温泉はどんなところでしょうか。
温泉の楽しみ方
- 泉質:単純温泉や硫黄泉など10種類から成る。それぞれ効能が異なる
- 風景:お湯に浸かりながら楽しめる風景はまさに転地効果。非日常体験をしよう。
- かけ湯:必須。冬だとヒートショックの危険性も考慮すること。お湯をかける順番は心臓から遠いところから。
- 身体を洗う:手で軽く洗うか肌を傷めない専用具で角質を落とす程度で。先に温泉入ってから洗える環境ならベスト。肌への負担軽減。
- タオル:頭を冷やしたい(のぼせ防止)時や、温めたい(冬の立ちくらみ防止)時に使える。
- お湯を飲む:成分をしっかり確認したうえで許可アリのものを。
- 風呂上り:上がり湯はしない。せっかくの温泉効果を流さない。
温泉でふぅ~と一息しませんか?
リラックスするのに、小細工はなしです。真向勝負。とにかく浸かってゆっくりするのが一番。
それだけで十分です。あとは楽な体勢が取れるポジションを探すのがいいです。
まとめ
おさらいです。
要点
- 結局最強は温泉だけど、普段はそんなにいけないので自宅のお風呂や銭湯で質向上をはかろう!
- 効果は血流促進、マッサージ効果、身体負担軽減。
- 自分に合った湯船を探そう。
- シーン毎のリラックス方法で楽しもう。
いかがだったでしょうか?
シーンに合った場所に行き、環境に合った楽しみ方で癒されましょう。
複数の効果が一度に受けることができ「お湯に浸かる」はまさに高効率の癒しと言えるでしょう。
まずはお風呂から試してみましょう!