こんな疑問を解決します。
キレイな星空を見に行きたいけど、いつどこで見たらいいんだろうと考えちゃいますよね。
本記事は星空を見に行くタイミングや条件についてご紹介していこうと思います。
本記事を読んでわかること
- 星空を見にいく条件
- 星空を見にいく環境
- 星空を見にいく時間や季節
結論:星空を見る条件は天気・光源がない・空気が澄んでいるの3つ!
星空を見るためには観測するための条件があります。
この条件から外れてしまうと、せっかく見に行ったけれど、良く見えないなんてことになりかねません。
気にすべき3つの条件は以下のとおりです。
キレイな星空を見る3つの条件
- 天気が晴れ
- 周りが暗い(光源がない)
- 空気が澄んでいる
それぞれの条件が重なったとき、星空を見上げると感動と癒しを味わうことができるでしょう。
星空を見ると癒されるのは、周りの環境や遠くを眺めることなどの条件が要因となっていることが多いです。
キレイな星空を見るための事前準備・計画が大切であることを念頭に各条件について詳しくみていきましょう。
星空の条件を詳しく確認しよう
条件①:天気
さすがに天気が雨や曇りだと星空を拝むことはできません。
そのため、星空を見に行く日にちの天気はしっかり確認しなければなりません。
天気予報で確認するほかに合わせて確認してもらいのは「GPV気象予報」です。
参考:GPV気象予報サイト
GPV気象予報のサイトでは雨量・雲量の予測をチェックすることができます。
上の画像のように黒色に近いほど晴れであり、白色に近いほど曇りに予報になっています。
星空を見にいく時間と地域を合わせて確認してみてくださいね。
条件②:光源がない
星空を見に行く場合は周りが暗くないと周りの光が強すぎて星空がぼやけてしまいます。
光源の要因は主に街灯などの人工物と月明かりになります。
街灯等の人口物に関しては星空を見に行く場所によって左右されるので場所選びの段階で回避することは可能です。
しかし、月明かりは日にちによって異なります。
基本的に月明かりを回避するためには新月(月と太陽が重なる方向にある状態)である良いでしょう。
新月から次の新月までは約29日周期で、新月から満月までは14.8日周期とされています。
月齢(新月から何日経過したのか示す数字)をチェックするには「月齢カレンダー」でチェックしよう!
参考:国立天文台サイト
また、必ずしも新月じゃなければならないわけではありません。
その日ごとに月がでていない時間帯というのもあります。
月が沈む(月没)については「国立天文台のこよみの計算」でチェックできます。
条件③:空気が澄んでいる
冬の空が特に空気が澄んでいると言われています。
それでは、そもそも空気が澄んでいるとはどんな状態でしょうか。
冬の空が良い理由と空気が澄んでいることを合わせて回答すると、
空気中に含まれている水蒸気やちりなどが少ないと空気が澄んでいる状態といいます。
冬は夏に比べて気温も低く乾燥していて、大気が安定して対流活動も弱いことから
空気中の水蒸気やちりなどが少なくなります。
さらに日没も早いこともあって冬に星空を見に行くには良い条件になるのです。
ということで、空気中に邪魔もの(水蒸気や塵など)が少ないほど星空はキレイに見えるということになります。
あとは標高が高い1000m以上だとなお星空に近づけてみることができるので場所の標高も確認するとよいでしょう。
他に気に留めておくといいこと
その他にも気に留めておくとよいこともあります。
こういうところも気にしたい!
- 時間帯は0時以降
- 黄砂なども気をつける。
- 前日が雨だと霧が生じる場合も。
時間帯ですが、0時以降は目安です。
人や車の移動が少なくなって周りが静かで暗く空気の状態も安定してくる時間帯であれば良いと思います。
また空気の状態に水蒸気や塵の他にも車の排ガスや黄砂など空気中に浮遊するものが邪魔をします。
見に行く場所もそうですが、環境条件も事前にチェックしておくと良いですよ!
また前日が雨降りの状態だと当日、霧が発生している恐れがあります。
これは昼間と夜中の寒暖差が要因で起こるのでこれまた事前に確認が必要です。
まとめ
いかがでしょうか。
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
キレイな星空を見るためには以下のことに注意しよう
- 天気予報やGPVで星空を見る時間が晴れているのか確認。
- 月明かりがないような状態(新月)を確認。
- 空気が澄んでいるのか確認。
せっかくキレイな星空を見にいくために予定を作ったとしても、条件が合わないとみることが難しくなります。
事前の準備には場所選びと同じぐらい気象環境の条件を確認する必要があります。
日にちを決める際には上記の条件を確認して決めましょう。