キャンプに行ったら一度は夢見るステーキを焼いて食べる食事。
動画や写真でも見かける光景ですが、ほとんどがフライパンなようなもので焼いていることがほとんどです。
本記事はそのフライパン「スキレット」についてご紹介していきたいと思います。
3つのポイント
- スキレットとは?
- 使う前に必要な前処置「シーズニング」の方法とは?
- オススメのスキレット。
- スキレットって何が作れるの?
スキレットって何?
鋳鉄製のミニフライパンのことです。
スキレットは徐々にそして均等に熱が食材に伝わるため、料理が上手にできあがります。
基本的にフライパンなのでステーキを焼くだけではなく、朝食には目玉焼きとベーコンを焼いて食べてもOKですし、少し深さがあるのでリゾットなどもできます。
重量もあって重さを感じますが、使えば使うほど油がなじみ焦げ付かなくなり、保温性もよい優れものです。
ただし、家庭のフライパンと比べてテフロン加工がされていないので、焦げたりサビたりしないように前処理が必要になります。
その手入れのことを「シーズニング」と言います。
シーズニングの方法
それでは早速解説していきたいと思います。
分かりやすく表現するためにイメージと解説文でまとめます。
解説文を読みながら画像を見て理解していきましょう。
イメージ:シーズニング手順図
実際やってみると時間として30~40分ぐらいかかりました。
水を沸騰させるところとオリーブ油を火にかけてとばす作業は3回ほどとしましたが、やればやるほど良いです。
購入した際はオリーブ油と野菜くずを準備してやってみてくださいね!
オススメのスキレット
スキレット関連アイテムは次の3つです。
それぞれオススメを例に紹介していきます。
ポイント!
- スキレット(本体)
- スキレットハンドルカバー
- 鍋敷き
それでは1つずつみていきましょう。
スキレット
スキレットで気にしないといけないポイントは、サイズ・厚さ・シーズニングの有無です。
自分の用途に合わせて選択しましょう。
よく使われているものであれば次のようなものです。
シーズニングしなくてもお湯洗いだけでカンタン使用。
価格も2000円程度。
直火はもちろん、IHクッキングヒーターでも使用可能。
厚さ5㎜、深さ3㎝です。
使い勝手が良いですし、蓋も別購入したら料理の幅も広がります。
とにかく安く済ませたい!という方には朗報です。
ニトリ製のスキレットも販売されています。
価格は蓋つき+スキレット16㎝で1000円程度です。
深さもまずまずありますのも嬉しいところ。
ただし、シーズニングが必要です。
スキレットハンドルカバー
火にかけると持ち手まで熱くなりますので、素手でつかむと火傷してしまいます。
そのためにカバーが必要です。
これをはめるだけで熱をカバーできますが、価格が2000円弱かかります。
革の高級感やカッコよさもありますが、これまた安く済ませたい方は「セリア」の100均へ向かいましょう。
店舗によって取り扱いはあるようですが、一度探してみてもいいかもしれません。
鍋敷き
テーブルの素材にもよりますが、鍋敷きがあれば安全でしょう。
ここでは特にこれがオススメというものは正直ゴザイマセン。
というのも好みがほとんどなので、価格とサイズ、デザイン(?)が良いものを選びましょう。
個人的には何でもいいと思っていますが、木製だとアジがあっていいなあと思います(好み)
スキレットを使った料理
結論:フライパンで出来る料理がほとんどできる!
これで完結なのですが、個人的にキャンプでよく使用するのは次のようなもの。
簡単なものばかり!
- ステーキを焼く!(断然1番多い!)
- たまご&ベーコン焼き!(朝食に)
- 魚のソテー(肉と同じ要領)
わたしはさほど料理は得意ではないので簡単に済ませちゃいます。
(こったものでも作ってみたい気がしますが)
自分ではないですが、パンケーキを作っていらっしゃる方もみえます。
料理の幅は無限大ですね。
ちなみにステーキを網で焼くより均一に熱を伝えられるスキレットのほうがおいしくできます(一般人なら)
なので、断然、肉をオススメします。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- シーズニングは30~40分ほどかかるけど、一度経験したら、使用後のメンテナンスも把握できる。
- スキレットはサイズ・深さ・シーズニングの有無を踏まえた上で予算と相談しよう。
- スキレットをそのまま持つと火傷するのでカバーを備えよう。
- 料理は無限大。
最近のものはシーズニングなしでもよいスキレットが売っていて便利です。
自分がどんな料理をしたいかに用途によって商品は決まります。
あなたはどんな料理をしたいですか?