キャンプやBBQでなかなか火がつかないってことはありませんか?
簡単に火をつけてぱぱっと終わらせたい人もいるでしょう。
ちょっとだけ待ってください!
心にゆとりをもって楽しみの1つにしてみませんか?
本記事は焚き火などをする際に必ず行う「火つけ」にフォーカスします。
様々な方法があります。
キャンプの中で楽しみの1つですね。
この記事を読んでわかること
- 火のつけ方
- 火をつける時に必要な道具
- 注意点
【予想設定時間:15分以内】
結論:火つけを楽しめ!無理だったら簡単につけれるように準備をしておこう!
実際にキャンプ場に行って、自分で火をつける時になるとワクワクするものです。
これはその空間で自分自身が体験して初めてわかる感情です。
動画では味わえないこの体験をぜひ楽しんでほしい。
火のつけ方にはいろいろあるので、自分の好みに合った方法でチャレンジしてみよう。
ただし、いつまで経ってもなかなか火がつかないこともあります。
そういう時は簡単に火がつけられるように道具を準備しておきましょう。
火おこしの基本
どんな火のつけ方でも、火を大きい炎にするために、着火した小さな火種からだんだん大きく、しかも安定的に火を保つ必要があります。
基本的に次のような順番で火を大きくしていきます。
- 着火のための火起こしギア(マッチ、ライター、ガストーチ、ファイヤースターターなど)
- 火種の素材(麻、わら、枯れた葉っぱなど)
- 細い乾燥した枝(小枝、フェザースティックなど)
- 太い枝(普通の枝、木など)
- 薪
結構ありがちなのは、火種がやっとできたのに、次につながらず火か消えてしまった、なんてことがあります。
火を小さなものからだんだん大きくしていくように、燃え移る素材もだんだん大きくしていく必要があることを念頭におきましょう。
火のつけ方
火のつけ方一覧
項目 | 内容 | 難易度 |
着火剤 | マッチでもライターでも何でもOK。 とりあえず着火剤に火を付けて炭や薪を燃やそう。 |
簡単 |
牛乳パック | 実は火が付きやすく燃えカスが少ない優れも。 着火剤と同様の使い方ができることを覚えておこう。 |
簡単 |
ガストーチ | ボタン一つで火がでる現代道具。早く済ませた時に使う。 燃やす先は着火剤でも小枝でも松ぼっくりでも。 |
簡単 |
ファイヤースターター | マグネシウムの棒をこすって火花をとばし着火させる。 一度はトライしてほしいキャンプの楽しみ。 |
普通 |
火打石(めのう) | 玄人志向。 ここまでできたらもう火おこしに戸惑うことは何もないでしょう。 |
難しい |
その他 | 摩擦で火をおこす・レンズや水袋で太陽光を集光させる (しゅうれん発火)・乾電池+銀紙で電流発火させる。 |
簡単~難しい |
今となっては簡単に火をつけることは可能です。
しかし、せっかくキャンプで時間にゆとりがあるので、普段でしないようなめんどくささを楽しもう。
個人的にはファイヤースターターがオススメ。
慣れないうちは難しいですが、一度感覚をつかむと結構簡単に火がついて面白いですよ。
まずはファイヤースターターでトライ!ダメならトーチで乗り切る。
ファイヤースターターはマグネシウムの棒をヘラで削って火花を散らし発火させるものです。
参考:sun's hill ファイヤースターター
画像のように黒い棒(マグネシウム)をこするんですね。
次のステップで火花をとばして着火させてみましょう。
個人的にこのとおりにやれば案外簡単に火をおこせると思っています。
もしこれでも上手くいかない!
という場合は、ガストーチで火をつけて落ち着きましょう。
何度でもチャレンジできますが、集中し過ぎて上手くいかなくなると雑な作業になるので一度落ち着きを取り戻しましょう。
昼過ぎに一度火おこしの練習をして、夕方ごろに本格的に火をつけるようなプランで進めてもOKですよ!
火をつけるギア(道具)紹介
たくさんある中で私がオススメする3つの道具をご紹介します。
ファイヤースターター
参考:sun's hill ファイヤースターター
さきほどご紹介したファイヤースターターです。
ファイヤースターターのいいところはコストがあまりかからないところです。
1000円以下で購入できるものがほとんどです。
本当にこだわりがなければ、100均にも売っているので是非探して見てくださいね!
ガストーチ
SOTOのガストーチです。
ガストーチは伸びた火口が薪の隙にさすこともできる使いやすさ。
程よいサイズで持ち運びも便利。
ガスがなくなったら、ガス充填口があるので、差し込んで燃料充填可能!
これ一個で安心感が半端ないです。
着火剤
着火剤の購入ポイントは価格・防水性でしょうか。
焼時間も気になりますが、着火させる素材が揃っていればあまり気にしないです。
においのあるなしがあります、好みの問題で決めましょう。
火さえつけばOKならこれも数百円でそろえることが可能です。
火をつける時の注意点
火種を作った後のことを考えて準備しておこう
先の章でもご説明しましたが、火をつける目的は「希望する大きさの火を安定的かつ継続的に維持する」ことです。
火種に火がつくことが目的ではありません。
そのため、火種に火が付いた後のことを考えてあらかじめ燃え移る素材を準備していき、火を大きくしていきましょう。
最終的には薪や炭に火がつけばOKです。
風に注意しよう
風が強い日はせっかく頑張って火種に火がついたとしても風によって消される場合があります。
また、薪などに火がついた場合でも、風によってなびいたりして危険や安定した火にならない場合があります。
最悪、火の粉がテントやチェアについて穴が開く、なんてことになりかねません。
風防用のシールドなどを準備するか、あまりにも強い風の場合は、焚き火の止める選択も重要です。
環境に応じて対処しましょう。
乾いた素材を使おう
火をだんだん大きくしていく過程で燃やす素材を大きくしていきます。
その素材に水分を含んでいると火を焚いている段階で「パチッ!」爆ぜます。
びっくりとともに、危なさも感じます。
できるだけ乾いた薪や枝を使いましょう。
松ぼっくりなどを現地で拾って使う場合は、乾き具合を確かめて使用しましょう。
晴れの日であれば、その場で干すのも手です。
安全に焚き火をすることを念頭におきましょう。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- 火のつけ方は何パターンかある
- ファイヤースターターをチャレンジしてみよう
- ダメなら簡単に火がつけれるよう準備を怠るな!
- 環境に合わせた火つけ、焚き火をしよう。
焚き火やBBQをするためには必ず火を付けなければなりません。
どうせつけるなら楽しんで火をつける工夫をしましょう。
きっとキャンプがより楽しくなります。