【花粉症の季節が到来】そもそもスギ林が多い理由と花粉症対策

2021年2月19日

青いきりん
スギ花粉嫌だぁ。なんでこんなにスギばかりあるんだよー!

 

こんな疑問を思い浮かべたことはないでしょうか。

本記事は花粉症の原因であるスギについてご紹介していこうと思います。

 

本記事を読んでわかること

  • スギの基本情報
  • スギが多い理由
  • スギ花粉症のメカニズム

 

【予想設定時間:10分以内】

結論:戦後の荒廃からの復興のためにスギを植えまくったため杉林は多い!

 

スギの人工林がたくさんあるのは、第二次大戦後の日本国土の荒廃から復興するため、

1946~1956年の「復旧造林」政策と、1967~1972年の「拡大造林」政策を実施しました。

上記の期間に毎年10万ヘクタール以上のスギを植林して、日本の山々にはスギ林が増えて以前の3倍にもなったのです。

この政策でスギを植えることになった理由は次の通りです。

 

理由は2つ!

  • 早く育つスギを植えて建築資材にしたかった(建築資材不足を補う)
  • 大量の植える苗木の準備ができていたのはスギぐらいだった。

 

歴史的背景からするとほんの数十年のことなんですね。

どんどん植えて昭和の時代を支えてきたのです。

人工林のうち約45%がスギです。
蒼麒麟

 

スギの基本情報

 

基本情報だよ!

名称:杉(ヒノキ科スギ亜科スギ属)本種のみでスギ属

出生:日本原産の常緑針葉樹

スギ科:(ヒノキ科スギ亜科)には日本の杉の他、アメリカ大陸のセコイア、中国のメタセコイアがある

適正地域:雨が多く降り程よい温かさ。

杉の語源:「まっすぐ」「すくすく」など伸びる木

寿命:樹齢は何前年。有名な屋久杉は5000年~7000年とも。

いつから:花粉化石の調査から少なくとも2000~1500年前にはスギ花粉が飛びまくるほど繁栄していた。

 

日本の杉は日本固有で1種類しかない。

また、化石調査からも、ずっと昔から日本に存在していたことがわかっています。

大きくそして早くまっすぐ育つスギは建築資材として使用するには都合が良かったですね。

日本のスギ林は世界的に見ても珍しいのかもしれませんね。
蒼麒麟

 

スギ花粉と花粉症の関係

 

スギの花粉症は鼻腔内に入ってきたスギの花粉に対する免疫反応によって鼻水などの症状が引き起こされることです。

季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。

 

メカニズムとしてはアレルゲン(抗原)が鼻腔内の粘膜に付着すると体内に抗体が作られます。

その後、マスト細胞という細胞に結合し、再びアレルゲンが侵入します。

すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水などのアレルギー反応が引き起こされるのです。

 

予防するには、次のようなことを気にかけることが大切です。

 

ポイント

  • 花粉情報をしっかり確認しよう
  • マスクや眼鏡で花粉の侵入を防ごう
  • 服についた花粉は玄関で払おう
  • 帰宅したら手洗い、うがい、目の洗浄をしよう
  • 空気清浄機を使って花粉の除去をしよう
  • 花粉症の内服薬は花粉シーズンより前から飲もう
  • 規則正しい生活をおくることで花粉症の悪化を防ごう

 

とにかく基本に忠実でいきましょう。これしかありません。
蒼麒麟

 

スギ花粉症が国民病となったのはつい最近。

 

実はスギの花粉症が増大し始めたのは1970年代半ば。

戦後のスギ植林計画の影響はあるものの、日本はずっと昔からスギがたくさんあるにも関わず

花粉症に悩まされた歴史はありません。

 

それは日本人の生活が昔と今で大きく変わってきたことが原因なのでしょう。

 

こうなってきた

  • 食生活の変化
  • 排気ガスや煙などの浮遊粒子が浮遊する環境
  • 花粉が吸着される土壌がアスファルト化
  • 天然林や雑木林が伐採されることにより花粉飛散の緩衝ができず生活圏に届くようになった

 

結局、社会の変化に伴い、人間も少しずつ変化していったことも要因の1つではないでしょうか。

自然豊かなスギ林に囲まれた町に住む人よりもスギ林が少ない都会に住む人ほど花粉症になるのは

こういった要因からきているように思えます。

とはいえ社会規模で起こるならどうにか対策するほかありません。
蒼麒麟

 

まとめ

いかがでしょうか。

要点をおさらいしましょう。

 

ポイント!

  • スギ林が多いのは戦後の復興対策のため。
  • 花粉症を防ぐにはとにかく、自分のいる環境から花粉を取り除くしかない。
  • 花粉症が流行ったのは1970年代で人や社会の変化によるものの可能性が高い。

 

花粉症、嫌ですよね。。。

とにかく、予防・対策を事前にしっかり行いましょう。

スギが主要因ではあるけれども、今の社会環境はスギ花粉を蔓延させる環境だと思わざるを得ないですね。

ここは割り切って今後のことを考えていきたいものです。

  • B!