こんな疑問を解決する記事です。
牡鹿のマークで有名なアウトドアブランド、キャプテンスタッグ。
私はキャプテンスタッグのギアをいくつか使っていますが、コスパいいじゃん!って思えることが多々あります。
この記事では主に、キャプテンスタッグの思想や取り扱い商品などの基礎情報から実際に使ったギアの乾燥を個人の経験談からご紹介したいと思います。
この記事を読んでわかること
- キャプテンスタッグ製品の安さの理由
- キャプテンスタッグのローテーブルの特徴
- キャプテンスタッグの焚火台の特徴
【予想設定時間:10分以内】
結論:キャプテンスタッグの製品が安いのは思想からくるモノづくりのしくみ
様々なアウトドアメーカーがあるなか、パール金属株式会社のアウトドアブランド、キャプテンスタッグは
次のような商品展開を目指しています。
『頂点を目指そうとするあまり、保守的な発想へ傾きかけたり、造作にこだわりすぎて価格的に手が届かなくなってしまっては、存在する意味がない』という考えのもと、使いやすさ、購入しやすさを第一に考え、より快適で、より楽しいアウトドアライフをサポート(参考:キャプテンスタッグ――ABOUT US)
ということで、エンドユーザが手軽に入手できるように低コストの商品を幅広く販売しています。
どんな商品でもそうですが、販売するターゲット層(ペルソナ)によって商品そのものの在り方が変わってきます。
高級な素材と長い時間をかけて作った高級プリンもあれば、安価で大量生産可能なスーパープリンがあるように。
それぞれの良さがあるため、ユーザの選択の幅が広がり個人ごとに合うものが入手できます。
キャプテンスタッグの安さの理由の1つに商品の企画・開発・製造・流通・卸・販売を行っている事業であるため安くモノづくりできることが大きなポイントですね。
企画・開発が日本(新潟)で行い、生産は中国といったところも安く手掛けているのでしょう。
そこで気になるのが「安いのはいいけど、使えるの?」という安さからくる不安です。
今回、自分がキャンプに行ったら必ず使っているギアを自分の観点と推察からご紹介していきたいと思います。
その前にキャプテンスタッグのことをもう少しご紹介。
引用:キャプテンスタッグ公式サイトより
キャプテンスタッグは1976年にパール金属株式会社のアウトドア部門からスタートしました。
バーベキューコンロの開発からバーベキュースタンドやクッカーなどを作製。
今ではテントやシュラフ、テーブル、ランタン、ガスバーナー、様々なギアといったキャンプ一式そろえることが
できる品ぞろえに加えて、ハイキングやマリンスポーツ、ウィンタースポーツに必要なウェアなど
幅広いラインナップがあります。
詳しくは公式ホームページまで!【HP】
キャプテンスタッグギアその①:定番のアルミロールテーブル
項目 | 内容 |
---|---|
製品サイズ(約) | 幅330×奥行215×高さ105mm、天板サイズ:300×215mm |
収納サイズ(約) | 50×40×長さ300mm |
重量(約) | 600g |
材質(品質) | 天板・脚部:アルミニウム合金(表面加工=アルマイト) |
仕様/その他 | 耐荷重:10kg(均等) |
原産国 | 中国 |
2001年に販売された「アルミロールテーブル」はキャンプ場に行って使っている人が
結構いるなぁと思える定番商品です。
自分はキャンプに行ったら必ず持って行きチェアの傍において小物を置いたり簡単な料理をしたりします。
ソロ向けのローテーブル。コンパクトにたためるし軽いため持ち運び便利!
個人的に次のようなところが嬉しいポイントです。
こんなところがおすすめポイント!
- とにかくコンパクトで持ち運びが楽!
- スマホなどちょっとしたものをチェア付近に置いておきたい時に便利!
- 表面加工はアルマイト処理(表面アルミ加工)されているので耐食・耐摩耗・硬度をUP!
軽くて、小さくて、持ち運び便利のこのテーブルは重宝してます。
なんとなく可愛いサイズで愛着が湧きます。
キャンプに関わらずピクニックや花見などアウトドアの様々なシーンでも使えそうです。
折り畳みテーブルを形成するかなめはなんとゴム紐!!マジか!
テーブル面が平行に並ぶようにテンションをかけているのがなんとゴム紐の力!
裏側を見ると分かりますが、このゴム紐大丈夫か!っというコスパを醸し出す構造。
そのため、テーブルを広げた状態で持つとゴム紐の力でテンションをかけているだけなので
ぐにゃっと天板部がなります。
物を載せた状態でテーブルを運ぼうとする時は注意が必要です。
とはいえ、普通に使えますので人気があるのも頷けます。
キャプテンスタッグギアその②:ヘキサステンレスファイアグリル!(焚き火台)
項目 | 内容 |
---|---|
製品サイズ(約) | 幅300×奥行265×高さ220mm、網サイズ(約):285×255mm |
収納サイズ(約) | 幅350x奥行330x厚さ55mm |
重量(約) | 1.8kg |
材質(品質) | 本体・底板:ステンレス鋼、バーベキュー網・目皿・スタンド:鉄(クロムめっき) |
原産国 | 中国 |
ヘキサ型の大型の焚き火台。
しっかり焚き火をしつつも、BBQなんかも合わせてしたいという方にオススメ!
焚き火はいつもこれを使っています。
大きいので焚き火してるなぁ~って感じになりますよ!
1つで2つの使い方。サイズも良好!
大きめのサイズ感と焚き火とBBQが楽しめるところが良い。
もちろん、他メーカーの焚き火台より低価格・折りたたんで運べる・重さも同じサイズの焚き火台の中では軽い!
長く使っているといろいろなところにゆがみがきますが、全然使える範囲内。
コスパ、すっごくいいと思います。
備え付けのアミは長期間使うには不向き。灰も横から落ちるので対策が必要。
ヘキサ型のBBQアミが購入時についていますが、だんだんヘタっていき、焚き火台にフィットして
取り外しが難しくなります。
焚き火台口に入り込むとなかなか取り外しが難しくなるので、アミは消耗品だと思って
別途100均などの使い捨てのアミを使うのがいい。
もしくは、長くメンテして使いたい場合は、アミを取り外しやすい道具
(例えば、アミ目に入れることができるリフターのようなもの)を準備しよう。
また、焚き火台の側面下には風の通り道である穴が開いているが、灰が溜まるとそこから外へ落ちていきます。
地面に落ちても大丈夫なように広めの焚き火台シート(地面の焼けを防止するシート)を準備しよう。
上記のようなところもあるけれども、サイズや形も良く、折りたたんで片付けることができるので使っています。
キャプテンスタッグの安さにスノーピーク並みの高品質を求めるのは酷
冒頭でもご紹介したとおり、誰にでも手を取ってもらえる価格帯で、工夫した商品を幅広く提案する
キャプテンスタッグのギア。
ここにはコスト削減のため様々なことを検討した上で作られたものたちだと使って感じています。
中には「これ大丈夫か?」っていう商品も確かにあります。
が!すべてがすべてこうではありません。
口コミを参考に、そして自分の目で実際にみて、手に取って判断してほしいところです。
高品質、低コストの商品があれば買う側は嬉しいですが、売る側は火の車ですので
どこかは出来る範囲内でしか実施できないのがモノづくりです。
ある意味、妥協せざるを得ないところでしょう。
人が時間を費やして高機能・高品質の商品を作れば高い価格になるし、スピーディかつ大量生産であれば
安い価格になるのは世の常ですね。
それを踏まえてどのギアを選択するのかは、自分の価値観次第です。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- キャプテンスタッグのモットーは手に取りやすい価格設定と商品の工夫である。
- テントからキャンプギア、アクティビティと幅広いラインナップがある。
- ローテーブルや焚き火台はコスパが良い。
- 購入する商品は何を優先して買うかは自分次第。
口コミで賛否両論ですが、キャプテンスタッグが安すぎるから全部だめなんてことはなく、工夫して安い価格設定かつ、満足できるものもある。
高品質で安心だけど高い商品か、それとも少し品質は劣るものの工夫と安さの商品か。
あなたは何を基準に選びますか?