自分探しの旅なんて言葉を聞きますが、実際行ったものの楽しんで終わったと聞きます。
目的が明確にしていかないとそうなってしまいます。
旅行のようなものですね。
こんな方々へオススメ
- 自分を見つめ直したい方。
- 新しい経験・発見を感じたい。
- 視野を広げたい人。
ここでは旅に出る前に知っていてほしいことや、オススメの旅について提案したいと思います。
結論:目的と覚悟をもって行動しよう
旅には何を達成したいのかという目標が必要です。
なんとなく何か見つかる、なんて思って行っても何もないです。
たまに、自分探しの旅に出たけど見つかりませんでした、という話を聞きますが、その行く先の目的は何だったかが
明確ではないのではないでしょうか。
旅の目的は大きく2つあります。
ポイント
- 今まで経験したことのない非日常に出会う。
- 自身を内から考え直す。
1の方は、今の生き方がつまらない、刺激が足らない等の満足いかないヒトに、新しい出会いから知らない自分を
発見することです。
2の方は、現在ある自分を深堀して見つめ直すことで迷いや不安を解決し前進することができます。
どちらも今ある自分を進化するための大きなきっかけになります。
言い換えれば、「心と記憶の幅を広げる」と言ったところ。
その目的を達成させるためには、自分が今どのようなことに迷っていて、旅を通じて何をつかみたいのか明確に
しなければなりません。
そうすることで行き先が決まるのです。
今ある自分の知らない部分の発見や内にある思いを深堀・整理することで、既存の考え方から変化をもたらします。
旅は現在の人生を考える上で新しい考えに気づく。
そして、振り返るきっかけになると思います。
旅先に「本当の自分」は見つかりませんし、「天職」なんてものもほぼ見つかりません。
それでも今の自分では気付かなかった考え方に出会えるはずです。
旅の注意点
目的を達成するのために次のことに気を付けないと時間とお金を浪費するだけになってしまいます。
それは「自ら考え行動する」です。
能動的なスタンスでいると見つけることや出会うことはできません。
自分がその旅で必要であると思ったことに対しては積極的に行動するということです。
また、他の注意点として危険な場所や人には近寄らないことです。
特に女性の場合は、一人旅であるだけで狙われることがあります。
国や地域によって前もって危険なエリアを把握しておき、万が一「知らない男に声をかけらた」などの
想定をしておくことも大切です。
旅行とは違うの?
目的に大きな違いがあります。
旅行は観光が目的です。
海にいって泳ぎたい、有名な観光地を眺めたい、美味しいものを食べたい、など目的は多岐にわたります。
旅行当日では時間のロスを避けるため、出来るだけ細かなスケジュールを立てて臨みたいですよね。
旅行は主に複数人で行き思い出を共有し、共に楽しむことが醍醐味です。
そのため、誰と行くかが大きなポイントです。
一方で旅は基本的に自分のレベルアップが目的です。
最低限のことだけ決めて、当日は現場で考えて行動するのが良いでしょう。
1人もしくは2人で目的を達成できる場所(狩場)に向かうのです。
つまり、どこに行き、何をするのかが重要になります。
今の自分に足らないことを明確にした上で、解決するにはどの場所で何を経験をしたらいいのか考えなくてはなりません。
何でもかんでも旅にでれば良いということはない
今のあなたの迷いはどんなものでしょう。
迷走していませんか?
- 今の仕事が嫌で逃げ出したい。
- 本当の自分はどこかにきっとある。
- 入社したけど、やりたいことができない。
上記のような迷いがあるなら、まずはやることがあります。
その悩みを客観的に考えて解決する手段はあるのでは?と考える。
上司や仲間、友人に相談して周りと相談しても解決できないのか。
その悩みは外からの対策で解決できるかもしれません。
それでも、今の悩みが他人ではどうも解決できない、自分の変化でしか気づけない以上、友人たちの相談した内容も
記憶して旅にいくのがイイかと思います。
何の悩みなら旅は有効?
基本的に自分のレベルアップが目的です。
旅では外側に何かを見つけるのではなく、自分の気づいていない自分を内から見つめ直すためです。
はてな
- 自分がなにをしたいのか?
- 自分はどうやって生きてきて今後何をしたい?
- 自分の道を見失っていませんか?
今の生活で悩んでいる部分について今までと違った見方をしなければ何も変わりません。
旅にいったから必ず違った見方ができるのか、という疑問がわきますが日常生活の中では考えることが多いでしょう。
非日常体験や癒しは日常生活から抜け出し外からの情報入力を低減します。
一度ゆとりをもって落ち着いた環境に身を置いてみるて感じましょう。
その行く先に解答はありませんが、昨日の自分が味わったことのない経験と時間が同じ悩みを感じてきた日常と
違った見え方になると思います。
旅行に出かけてしまうと観光目的になってしまうので間違えないように。
オススメの旅をご提案
悩みを解決するのに実は普段の生活の中でも見直せますが、情報過多の日常生活から抜け出すことをオススメします。
今回提案する場所は非日常体験・情報遮断ができて自分の内を見つめ直すにはおもしろい場所かなと思います。
では、早速ご紹介していきましょう。
普段行かない落ち着ける場所【レベル1】
まずは誰でも旅に出かけられるところ。
自分があまり立ち寄らない、落ち着けそうなカフェ。
普段行かないというところがポイントです。
ただし、あまり非日常という感じではないかもしれないので、目的を見失わないように。
項目 | 内容 |
場所・体験 | 普段行かない落ち着けるカフェや博物館など |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
スマホ使用性 | 常時使用可能 |
特徴 | 1人旅しやすいので即日可能。 |
海沿いのカフェや森林のカフェを探すのもよし。落ち着ける場所であればどこでも可。 | |
他人は少数、自然や未知がそこそこ、静寂もそこそこ。 | |
ただし、スイーツや見物に夢中にならないこと。 |
霊験あらたかな場所【レベル2】
初めは見るものに感動することでしょうが、ずっと同じ景色や場所に居続けることで時間のゆとりを
持つことができるはずです。
自然の美しさや静けさが時間のゆとりを与えてくれます。
項目 | 内容 |
場所・体験 | 非日常的な絶景や建物 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
スマホ使用性 | 電波が届けば常時使用可能 |
特徴 | 1人旅でちょっと足をのばせば行けます。 |
青い空や海が眺められる場所。富士山や神社なども良い。 | |
他人は極少数、自然や未知がたくさん、自然の静寂があります。 | |
ぼけぇ~っとし過ぎないことに注意。 |
空や海の散歩【レベル3】
空のダイブはあっという間ですが、普段では味わえない体験をすることができます。
単に楽しむだけではなく、そこで何を感じたのか、終わったあとにどう思ったのか。
悩みと結びつけてみると新たな発見があるかも。
項目 | 内容 |
場所・体験 | 非日常的な体験 |
難易度 | ★★★☆☆ |
スマホ使用性 | 状況次第で常時使用可能 |
特徴 | 1人旅では少し勇気が必要。 |
青い空や海に直接ダイブ。 | |
基本的にインストラクターと2人、自然や未知にあふれて短時間で振り返る。 | |
ただし、楽しんでいるとあっという間に終わるため身体全体で感じて終わったあとに見直す。 |
宿坊(しゅくぼう)【レベル4】
自然だけでなく人工的な美しさを見るだけでなく、座禅などの修行体験が可能。
静寂に包まれた環境で、非日常体験をすることができます。
項目 | 内容 |
場所・体験 | 宿坊可能な寺や神社 |
難易度 | ★★★★☆ |
スマホ使用性 | 時間限定で使用可能 |
特徴 | 1人旅では勇気が必要。 |
限られた寺や神社だが、最近は流行りもあって探しやすい。 | |
他人は極少数、自然や静寂があり見つめ直す空間が多少ある。 | |
ただし、精進料理に舌鼓しすぎないように。 |
瞑想【レベル MAX】
最近よく聞きますが、その中でもガチなものをオススメ。
有名なのがヴィパッサナー瞑想でしょうか。
10日間、決められた規則を絶対厳守し瞑想をする体験を経たあなたは心の落ち着きを取り戻せるでしょう。
その先にあるのは、心の在り方がコントロールできる冷静な精神です。
項目 | 内容 |
場所・体験 | 多くは山の中 |
難易度 | ★★★★★ |
スマホ使用性 | 使用不可 |
特徴 | 1人旅としては覚悟が必要。 |
あまりにも限られてて、もはや修行。 | |
自然そのもの。マインドフルネス。心の浄化。入力情報皆無。 | |
ただし、覚悟を持ってやらないと時間の浪費で終わる。 |
旅にいったら自身に迫る邪念に負けるな!
目的地に着いたとしましょう。
自分の目的を果たそうとするのまずやってくるのが外なる邪念です。
カフェに行けば、美味しいスイーツにコーヒー。
景色を見たら、綺麗だな、あそこも行ってみたい。
旅の場所に着くなりその場にあるものに惹かれたりします。
旅先でもさらに落ち着く場所を探します。
落ち着いてきたな、と思って見つめ直そうとすると、次にやってくるのは内なる邪念です。
睡魔や疲労、思考の諦めなどです。
こういった邪念があるために出来る限り入力情報遮断をして、ゆったりした時間を長く持たないと
なかなか集中できない場合もあります。
ヴィパッサナー瞑想が10日間で100時間瞑想するのはそういった邪念を振り払った先に感じるものがあるからでしょう。
とはいえ、場所に関わらず解決して自分の人生を歩んでいる人もいます。
旅は結局のところ、遠回りの気づき方なのかもしれませんが、有効だと思います。
邪念に負けないよう、自分に合うと思われる旅先と時間の確保をした後、出発しましょう。
おわりに
おさらいです。
ポイント!
- 自分自身の内を見つめ直すために自分で考えて行動しよう。
- 旅行は場所が目的あり、旅はどこに行き、何をするのかが重要である。
- 今の悩みは外から解決できないか?できなら旅は前進する手段としてあり。
- まずは手軽なところから非日常体験の旅にでよう。
- 旅先の邪念に負けるな!
入力情報を出来る限り削減して、落ち着いた環境で今一度見つめ直してみましょう。
目的をもった自発的な旅であれば何か1つでも気づきや新しい見方を身につけることでしょう。
自分は常に内にある、と思いたまにはこういった環境に身を置いてから、普段の生活を送りながら再度考えてみましょう。
冷静にそして多角的に見て考えることができれば、自分を客観的に俯瞰すると今まで気づいていたけど目を向けなったことが
大切であったと思うかもしれません。
外からもらうのは非日常的な刺激だけなのです。