こんな悩みを解決する記事です。
今回は特に「環境保全資格」についてフォーカスしてみたいと思います。
この記事を読んでわかること
- 自然保全に関する資格について
- 取得資格の有無
【予想設定時間:10分以内】
結論:思いのほかいろいろな資格がある。だけど現職が環境保全系の人は有利。
自分の興味もありいろいろ探してみるといろいろありました。
自分が知らないものばかりでしたが、まずは知ることからはじめてのが何でも必要ですね。
調べると、ほとんどが環境保全の仕事をしている人向けが大多数。
社会人からでも取得することは可能な民間資格もあるにはあります。
興味がわいてこの先役立ちそうなら取ってみようかなと思ってます。
大切なことは今後何をしたいか、です。
目的を明確化した上で必要であれば取得してみましょう。
環境系資格一覧
資格一覧
- 環境アセスメント士
- インタープリター
- 環境再生医
- ビオトープ管理士
- 環境社会保全士
- こども環境管理士
- 森林インストラクター
- 森林管理士
- 植生アドバイザー
- 植生管理士
- 林業技士
- 土壌環境リスク管理者
- 環境サイトアセッサー
- 河川環境保護指導員
環境全般資格
インタープリター
自然をガイドしエコツアーなどを行う仕事です。
インタープリターは広義的意味合いが大きく、自然解説員(レンジャー)やアウトドアガイド、水族館スタッフまでも含まれる場合があります。
なお、公的な資格はないので名乗ればなれるのですが知識や経験は必要なので関連講座を受講するなどすることが大切です。
環境再生医
自然環境保全や再生活動で自然環境に関する知識に基づき、地域住民や行政、教育機関、企業などに共に推進していきます。
地域の自然環境に広く関わって医師のように「自然環境の医者」に位置します。
環境再生医は「NPO法人 自然環境復元協会」が制定した資格制度です。
市民活動や企業による環境経営など、さまざまな業種や立場で『持続可能社会づくり』へ取り組んでいる、実務経験(2年以上)を持つ方が対象となります。
ビオトープ管理士
ビオトープ管理士は自然の保全・再生を任すことが出来る技術者です。
簡単に言うとビオトープ(地域の野生の生き物が生息・生育可能な空間)をどうしたら増やせるのか考えつくっていく技術者です。
自然と伝統が共存する持続可能なまちづくりに貢献します。
この資格はビオトープ計画管理士1級・2級」「ビオトープ施工管理士1級・2級」があり、2級は誰でも受講可能ですが、1級は実務経験が必要です。
必要とされる場所も環境関連企業(建設会社や造園業者など)ですので、使い方次第にはなりますが、大抵の人は受講することは可能です。
森系資格
森林インストラクター
森林を利用する一般の人に対して、森林の動物/植物に関わる様々な事柄、疑問について分かりやすく伝える仕事です。
またキャンプなどの野外活動の企画や実施について協力、指導を行ったりもします。
試験資格はまっとうな20歳以上なら誰でもOK。
試験は一次試験(筆記)と二次試験(実技/面接)がありますが、特定の講座修了者は実技免除もあるそうです。
森林管理士
荒廃した森林の機能を回復し、生産性の向上と環境の保全に貢献できる仕事。
健全な森林の育成に加え、森林の持つセラピー効果やレクリエーション効果を発揮するための手助けや森林を利用した自然環境教育なども行います。
森林管理士になるためには、「NPO法人日本樹木育成研究会」が実施する「森林管理士資格認定試験(一次試験)」に合格後、
「座学認定研修」と「実技認定研修」を修了し、登録する必要があります。
植生アドバイザー
植物生態学により「人と自然の共生」の価値観を共有した緑の環境創造を実践できる専門家。
植生調査、植生景観調査、植生復元モニタリングなど植物生態学から様々なデータを元に適切な樹種選定や緑化を提案します。
また育成事業があり、3つのセミナーコースを終了することで、農林水産省と環境省の認定を受けることが可能。
この資格は植木生産・流通・造園工事などの方々が多く受講されるそうです。
この先には植生管理士というスキルアップ資格もあります。
水・土壌系資格
環境サイトアセッサー
土壌汚染対策法に基づいて、土壌/地下水の汚染リスクを評価し、リスク管理ができると認められる資格です。
環境サイトアセッサーは企業などで、国際規格や土壌汚染対策法に則った土地の土壌汚染や地下水汚染に関する調査/評価を行います。
この資格は環境業務3年以上の経験とアセッサーからの推薦が必要なので一般人には困難です。
河川環境保護指導員
地域の河川などの実情を把握し、河川における活動とその他多岐に渡る環境保全活動でリーダーシップを発揮する指導員のこと。
受験資格は限定なしとのこと。
特定非営利活動法人 河川環境基金が環境省・国土交通省が主務省となっています。
取得者はそれぞれが、地域に根差した活動を行っており、毎年小学校と協働して鮭や鮎の稚魚を環境教育の一環として行ったり等、指導員それぞれ活動をしています。
まとめ
要点をおさらいしましょう。
ポイント!
- 自然環境に合った資格はいろいろある。
- 環境保全実務経験者向けが大多数。
- 民間でかつ、もっと気軽に取得できる資格を探そう。
- 資格は使い方次第。
資格の有無よりも自分が何をしたいから必要なんだという目的の明確化が大切です。
その上で必要であれば取得したら良いと思います。
皆さんは今後どんなことをしたいですか?
引用サイト